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【2:女教皇(斎王)】の世界(マルセイユタロットの場合)
タロットに親しんでいる方の中では、一般的に「女教皇」と呼ばれています。 私は女教皇ではなく、「斎王」と呼んでいます。 私がカードから受ける印象として「静かな奥まった場所にいる書物を持つ女性」なので、女教皇のカードを斎王と呼ぶほうが合うと思うからです。 マルセイユタロットの「女教皇(斎王)」は、左を向いて座っています。 左向きは、過去、内側に向いていることを表します。 「女教皇(斎王)」は神殿の奥深くで、手に書物を持ち、三重の王冠をつけた、座っている女性が描かれています。
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、絵柄のアイテム(マルセイユタロットの場合)
「女教皇(斎王))」は、書物を手に持ち、左を向いて座っています。 「女教皇(斎王)」が手に持っている書物は、目に見えないもの、潜在的な能力や可能性を象徴しています 「女教皇(斎王)」の後ろに描かれている卵とともに、知識や知恵などの膨大なデータを蓄積していることも意味します。 「女教皇(斎王)」が持つ書物を読むことは、過去から蓄積されてきている膨大なデータにアクセスし、引き出すことを象徴します。 「女教皇(斎王)」の後ろに描かれている天蓋や神殿は、神聖な場、隠された、秘密の場所を、身につけている王冠は高位な立場にあることを表します。 「女教皇(斎王)」に描かれている女性は母性愛を持つ守り育てる存在として、概念的な母も象徴します。
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、キーワード、基本的な解釈、正位置・逆位置の意味(マルセイユタロットの場合)
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、キーワード「受け入れる」、基本的な解釈(マルセイユタロットの場合)
マルセイユタロット「女教皇(斎王)」のキーワードは、「受け入れる」です。 「愚者」で新しい世界へ飛び込んで、新しい場所へたどり着いた先で「魔術師(手品師)」で始めたことが蓄積をされてきたとき、「女教皇(斎王)」で立ち止まって、冷静さや慎重さをもって自分自身を見つめ直し、受け入れることを学びます。
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、正位置の意味(マルセイユタロットの場合)
私が「女教皇(斎王)」の正位置をリーディングするときに、まず瞬間的に「動かず受け入れる」んだなと判断します。 私が次に見るのは「女教皇(斎王)」の顔の先に何のカードが配置されるかを読んで、「今、受容することは何か」を確認します。 ・受け取る ・受け入れる ・内面を再確認する ・知識や知恵を蓄える ・学ぶ ・慎重さ、 ・あえて動かない ・思慮深い、慎重な人物
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、逆位置の意味(マルセイユタロットの場合)
私が逆位置の意味をリーディングするときは、正位置時の基本的な意味が過剰になっているか、不足しているかを確認します。 私は「女教皇(斎王)」が逆位置になっているのを見た瞬間に、何かを「受け入れない、受け取らない」と読みます。 ・受け入れない ・受け取らない ・学べない ・高慢さ ・孤立する ・閉鎖的になる
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、悩み別解釈例(マルセイユタロットの場合)
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、人間関係・恋愛│正位置(マルセイユタロットの場合)
・本当にその相手が自分にとって重要なのか、自問する ・あえて1人になって、考える
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、人間関係・恋愛│逆位置(マルセイユタロットの場合)
・相手を受け入れていない ・高慢さが出ている ・秘密が表に出る
【2:女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、仕事、ビジネス│正位置(マルセイユタロットの場合)
・仕事上の学びを受け入れる ・違和感がある場合、立ち止まって考える ・知識や知性を蓄えるとき ・慎重さや控えめでいる
【女教皇(斎王)】タロット 大アルカナ、仕事、ビジネス│逆位置(マルセイユタロットの場合)
・環境を受け入れられず、孤立する ・高慢さ、冷淡さが出ている ・振り返ろうとしない ・見なかったことにしている
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